
今回は披露宴のお色直しの中座は誰とするのがおすすめなのかについて書書かれています。
『え、母親と歩くのが定番なんじゃないの?』
と思っている人も多いのではないかと思います。実はそうとは限らないんですよね。
そこで、多くの結婚式を知るプランナーの私のおすすめ5選をご紹介!
結婚式の披露宴では多くの方がお色直しで中座をします。この記事では披露宴での中座の意味や、タイミング、一緒に歩く人の選び方やなどを説明します。
お色直しの中座で誰かと一緒に歩くのは1つの演出です。新郎新婦の二人で歩くのもいいですが、せっかくのシーンなので誰かを指名して思い出を作りましょう!
お金もかからなく、サプライズ演出の1つとして人気で、私が必ずおすすめする演出の1つです。
この記事が役に立つ人はこんな人
- 披露宴の中座を誰としようか迷っている人
- 披露宴の中座の仕方を知りたい人
- 披露宴でサプライズ演出を考えている人
もくじ
披露宴での中座の意味とタイミング
「中座」とは結婚式の披露宴の途中で新郎新婦がいったん会場から出ることを言います。
披露宴で中座をする理由
中座をする理由は3つあります。
- お色直しをするため
- 衣裳は変えないけどヘアや髪飾りのチェンジをするため
- トイレ休憩をするため
「トイレ休憩をするため」は重要です。
2時間半~3時間続く長い披露宴の間にはゲストから飲み物をすすめられたり、自らお酒を楽しんだりすることが多いでしょう。
そうすると・・・おひらきまでもちません。
特に新郎はお酒が断れないことが多く「あの~、中座まで後どれくらい?」と、聞かれることもしばしば。トイレに行くのを我慢している人がいます。
じゃあ。
『トイレに行くためだけに会場から出るのはだめなの?』
ダメではないですが、めっちゃ恥ずかしいですよ。
新郎新婦はずっと注目されていますから、少しでも動こうものなら「何が始まるの?」と披露宴会場がざわめき、さらに注目の的。
今までに、新婦のトイレ休憩に遭遇したことはないですが、新郎のトイレ休憩に遭遇したことは何度か・・・。
ゲスト「あれ?どこ行くん?」
新郎 「ちょっと、トイレへ・・・」
と恥ずかしそうに言って「トイレのみ中座」をしていました。
当然ですが、中座をする理由の一つとして「トイレ休憩するため」と書きましたが、実際には何かしらのチェンジをして披露宴会場に再入場します。
トイレの話だけになりましたが、みなさんあまり気付いていないだろうと思ったので、少々しつこく説明してみました (*^▽^*)
披露宴での中座のタイミング
中座のタイミングは早くなく、遅くもなく。早すぎると最初の衣裳の時間が短くなりゲストとの写真撮影を楽しむ時間も少なくなります。
中座のタイミングを決める時は、ゲストを写真撮影を楽しむ時間があるか?などプランナーに確認しながら考えましょう。
このあたりは経験を積んだプランナーならわかっていますが、自分からもちゃんと希望を伝えてくださいね。
いざ中座になった時に「もう少し写真をとりたいんだけど・・・」と思うのは非常に残念。
披露宴の中座は誰とどのようにするのか
披露宴の中座は新郎新婦二人で並んで歩くのもありですが、最近ではサプライズ演出として誰かと中座するのが定番化してきました。
披露宴での中座は1回か2回。2回とも誰かを指名しての中座でもいいし、1回は新郎新婦と二人で。
2回目は誰かと中座というのでもいいですね。
ここでは、現役プランナーのけこが今まで見てきた「こんな人との中座がよかったよ!」というのを紹介していきます。
披露宴の中座は誰と?:お母さんと小さい頃を思い出して
両親と・・ではなく、あえてお母さんと中座。
甘えられる存在だったお母さん。小さいころのエピソードを司会者にナレーションで入れてもらいましょう。
「小さころはどんなお子さんでしたか?」など、簡単だけど懐かしさが蘇るインタビューを入れてもらえると完璧です。
一昔前は、花嫁は手を取られてエスコートされながら中座しました。
でも、エスコートはお堅いイメージ。お母さんとは手をつないで歩くのが温かい気持ちになれえておすすめ。
「小さいころを思い出して手をつないで歩いてください!」とナレーションで促してもらうと自然と手がつなげますので、司会者にお願いしておくといいです!
花嫁のお父さんはバージンロードを一緒に歩きます。新郎側のお父さんは謝辞で注目されます。
なので、新郎新婦ともにそれぞれお母さんと歩いてお母さんとの思い出も作るといいですね。せっかくなので手をつなぎましょう (*^▽^*)
披露宴の中座は誰と?:おじいちゃんおばあちゃんと一緒にほっこり
両親が共働きだったためにいつもおじいちゃんとおばあちゃんに面倒をみてもらっていた。今日の結婚式を一番楽しみにしてくれたのはおじいちゃんおばあちゃんかもしれない。
そんなおじいちゃんおばあちゃんっ子だった人は3人で中座するのがおすすめ。
まだまだ足腰がしっかりしているおじいちゃんおばあちゃんはマイクで指名して高砂席まで来てもらうことができます。
でも、お年を召していてゆっくりしか歩けないおじいちゃんおばあちゃんは、席まで迎えに行ってあげるのがいいかもしれません。
大きくなった孫が近くに来てくれたのが嬉しくて、顔を覆って泣き出すおばあちゃんもいるんですよ (´;ω;`)ウゥゥ
披露宴の中座は誰と?:仲良く兄弟、姉妹全員で
仲良しの兄弟、姉妹を呼んで一緒に中座しましょう。兄弟、姉妹は結婚式では目立つことはほとんどありません。でも、いざ兄弟が揃うとゲストの注目度が増すのです。
「弟さんの方が背が高いんだ~!」
「並ぶとそっくり!」
「美人姉妹!」
など、あちこちから声が聞こえてきて、一番の盛り上がりです。
「今日のおにいちゃんかっこいいですか?」というインタビューに対して、「今までで一番かっこいいです!!」の答えには誰もが笑顔になります。
インスタ映えする中座でもあります。
ただ・・・新郎の妹があまりにも美人だと、新婦の存在が薄くなります(笑)
そこのところはよく考えましょうねー。
披露宴の中座は誰と?:感謝の気持ちを込めて友人と
友人や二人を引き合わせてくれてキューピッドと一緒に中座。この瞬間が注目されないはずがありません。
この場合、友達がキューピードだと本当の友情も感じられゲスト全員がジーンと感動するシーンに。指名された友人は二人の結婚を本当に自分のことのように喜んでくれるから。ゲストも感動するシーンです。
この場合は、キューピッドが女性なら新婦とキューピッドが先に中座します。その後、新郎が友人たち数人と中座するのがおすすめです。
新婦の中座は感動的に。新郎の中座は盛り上げて!という風に雰囲気を変えるのがいいのです。
新郎は、騎馬戦の騎馬の形で中座したり、最後に胴上げをしてもらうのが盛り上がりますよ (*^▽^*)
披露宴の中座は誰と?:子供と一緒にかわいく
すでに子供がいる二人なら子供と一緒に中座するのもおすすめです。この場合は新郎新婦と子供とで中座です。
写真撮影をする絶好のチャンスになるし、子供にとってもいい思い出となること間違いなし!
まだ歩けない赤ちゃんの場合はパパが抱っこ。
ママが抱っこするは衣裳が邪魔してが難しいという理由もあるけど、パパが抱っこする方がなんかキュンってしません?
親戚のかわいい甥っ子や姪っ子と中座するのもおすすめ。その時は子供の好きなアニメのテーマソングとかをBGMにしてあげてください!(*^▽^*)
子供が持てるぐらいの大きさ(片手で抱えられるぐらいまでで、ちょっと大きいのが目立っておすすめ!)のプレゼントを用意して、それを持ってもらったまま歩くと最高にかわいいです。
子供たちは恥ずかしやら嬉しいやらで、とてもかわいらしい表情をしてくれますよ。
披露宴の中座は誰とするかを間違えると残念なことに
NGとは言いすぎかもしれませんが・・・ゲストの反応がいまいちだという人たちもいます。
なかなか結婚式場では言ってもらえないのでここで紹介。
プランナーけこが『中座で一緒に歩くのにおすすめしない人たち』 (;´・ω・)
披露宴の中座で一緒に歩くのNGな人:親戚のおばさま、おじさまと
新郎新婦にとって両親以上に面倒をみてくれた大好きなおじさまおばさま・・・かもしれません。
ところが、ゲストにとっては「誰?」という感覚です。おじさまおばさまにとっても両親を差し置いて・・・という気持ちがあるのか、あまり手放しで喜んでくれません。
命を救われたというレベルくらいの感動的なエピソードがあればいいのですが、単純にかわいがってくれた、というだけではゲストの気持ちには届かないような気がします。
披露宴の中座で一緒に歩くのNGな人:プランナーと中座
これ絶対NG!(笑)
新郎新婦とプランナーの自己満足になってゲストは「え?プランナーなの?」となります。
3人だけの世界が出来上がってしまいますので絶対NG。自分が結婚式のゲストだった場合に「中座はお世話になったプランナーさんと!」なんてナレーションがあったらがっかりです。
これね、見ている人のほとんどが内心覚めた目で見てる(笑)
指名されたプランナーが感動で泣いていても「終わってからやってよ~」と思うはず(笑)
世の中にはこんな演出が好きなゲストもいるかもしれませんが、万人受けするとは思えず。
披露宴のお色直しの中座は誰とする?:のまとめ
披露宴での中座は誰とするのがいいのか、もうわかりましたよね。
こんな人とするのがおすすめです (*^▽^*)
- お母さん:子供時代に戻って
- おじいちゃん、おばあちゃん:ほっこりするよ
- 兄弟・姉妹:仲良く全員で
- キューピッド、友達:友情を感じられて感動するよ
- 新郎新婦の子供や親せきの子:かわいさマックスだよ
こんな人との中座はNG!!
- 親戚のおじさま、おばさま:あの人誰?状態に
- プランナー!:絶対アカン(笑)
披露宴の中座は一緒に歩いてほしい人をどのように指名するか?
「司会者が呼ぶ」「本人が呼ぶ」の2種類があります。
歩き出す前に、前に出てきてもらったいったん並んでいただくのが定番ですが、その時に司会者から簡単なインタビューをしてもらうといいですよ!
時間をかけずに誰でもできるサプライズ演出ですが、自分は誰と一緒に退場するのがいいのかな?と少し考えてみてくださいね!
サプライズで素敵な思い出を作ってください💗
では、またっ