
今回は、「ブーケブートニアセレモニーの進行10のアイデア|友達とかぶらないよ!」ということで、オリジナリティを追求した友達とかぶらない進行を提案しています。
「友達がブーケブートニアセレモニーをしたけど、とくに代わり映えしなかったなぁ。」
「せっかくだから印象に残る進行にしたいなぁ。」
あなたはそう思っているのではないでしょうか?
でも、いざ考えようとしてもありきたりのぼんやりとした雰囲気しか思い浮かばないですよね。
そこで、現役プランナーの私が色々な進行のアイデアを披露したいと思います。
その前に、ブーケブートニアセレモニーは人前式でするのかキリスト教式でするのか?
についてですが…
ブーケブートニアセレモニーは絶対に人前式です!!というより人前式でないと進行を自由にアレンジできません。
人前式はキリスト教と違い、進行の自由度が高く(キリスト教はカッチリと進行が決められています)
アイテムや進行そのものを自分たちらしく変更したりしてオリジナリティを出すことができるのです。
司会者のナレーションも自由に入れられることも人前式でブーケブートニアセレモニーをお勧めする大きな理由です。
この記事には自分たちらしさを演出できる10のアイデアを説明しているので
読み終わった時には、後悔しないブーケブートニアセレモニーが出来るようになっていますよ!
ブーケブートニアセレモニーの由来と進行
ブーケブートニアセレモニーは聞いたことがあるけど、実際にはどんな風に進行したらいいの?やり方は?
そもそも、ブーケブートニアセレモニーってどんな意味があったんだっけ?
と、モヤモヤしている人も多いですよね。
ここではブーケブートニアセレモニーの由来と基本の進行の仕方を説明します。
ブーケブートニアセレモニーの由来
ヨーロッパにこのような言い伝えがあります。
その昔、男性が女性にプロポーズをする際に庭に咲いている花を摘んで花束にして渡しました。
これがブーケの由来。
花束を受け取った女性は花束の中の一本の花を取り出して男性の胸ポケットにそっと挿しました。
これが男性からプロポーズを受けてOKをしたとされる印で、ブートニアの由来です。
ブーケブートニアセレモニーの基本的な進行
人前挙式でプランナーに勧められることが多い「ブーケブートニアセレモニー」
オリジナリティを出して友達とかぶらない進行にする前に、基本となる進行を知っておいてください!
- 挙式前にゲストにお花を一本づつ持っていてもらう
- 新郎は入場時にゲストからお花を集めながら入場
- 新郎は花を集めながらブーケを作るように形を整える
- 集めた花をリボンなどで一つに束ねブーケを作る
- ブーケにして新婦に渡す
- 新婦は、予め用意してあったブートニアを新郎の胸ポケットに入れる
ゲスト席をガーデンに見立てて、新郎が花を摘む様子を再現します。
これを元にブーケブートニアセレモニーの応用を行ったりオリジナルのアイデアを説明していきますね(*^-^*)
この基本の進行とはまったく違うアイデアも紹介していて、友達がやった方法と全くかぶらないオリジナルの方法を見つけることができますよ。
ブーケブートニアセレモニー10のアイデア
これから先は、オリジナルの演出にこだわるあなたの為にブーケブートニアセレモニーの10のアイデアを詳しく説明していきます。
- 使う花の種類にこだわる
- ブーケを形作る花の本数にこだわる
- 花の一本一本にメッセージを添える
- 司会者にブーケブートニアセレモニーの由来を説明してもらう
- ブーケブートニアセレモニーでゲストをクローズアップしてみる
- 新婦にブーケを渡す時に言葉を添える
- 新婦が新郎にブートニアを挿す時にプレゼントを渡す
- ブーケブートニアセレモニーを新婦のサプライズにしてみる
- かわいいゲストを主役にしてみる
- ブーケブートニアセレモニーの花を造花にする
①使う花の種類にこだわる
進行とは関係ありませんが、花の種類にこだわってみてはいかがでしょうか?
ブーケブートニアセレモニーに使用する花といえば、1輪咲きのバラなど扱いやすいものが一般的です。
プランナーに、何がいいのか尋ねるとバラの花を最初に提案してくるでしょう。
バラは茎が丈夫で折れにくいということもありますからね。こだわりがなくて何がいいのかと聞かれれば私もバラと答えます。
でも、こだわりがあれば、必ずしもバラにすることはないのです。
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ブーケブートニアセレモニーで出来上がるブーケがドレスにあったブーケだとおしゃれですよね。
中にはブーケに向かない花や演出に使用すると進行中に折れたりするような弱い花もあるので、プロのフローリストのアドバイスには耳を傾けるようにしましょう。
お花の種類にこだわるとオリジナリティが出せるし
ドレスとコーディネートができていれば、ブーケブートニアセレモニーで作ったブーケを披露宴でずっと持っていることもできますよ!
ブーケブートニアセレモニーで一般的なバラにしないといけない決まりはありません。特にバラに興味はなければつまらないですよね。
好きな花やドレスに合わせたおしゃれな花なら、進行中にだんだんと思い描いていたブーケが出来てくるのは本当にワクワクしますよ!(*^-^*)
②ブーケを形づくる花の本数にこだわる
続いてのアイデアは、花の本数についてです。ブーケブートニアセレモニーの花の本数は
- バージンロード側に座るゲストの数。
- 参列者全員分
という感じで適当に決めてしまうことが多いです(笑)
でも、折角なので用意する花の本数に意味を持たせるのはいかかでしょうか?
たとえば…
- 新婦の年の数
- 新郎新婦の誕生日を足した数
- 新郎新婦と両親の誕生月を全部足した数
などなど。
何気ない数字に意味を持たせれば、思い出深い演出になります。
バージンロード側の人だけに花を持ってもらうのはオリジナリティもへったくれもありません(笑)
悪くはないんですけどね。進行としてはスマートなんですけどね(汗)
そして、花の本数には意味があることを必ず司会者から説明してもらってください。ゲストにも二人のこだわりが伝わって納得のブーケブートニアセレモニーになりますよ。
③花の一本一本にメッセージを添える
二人のこれからの生活を願う意味で、カードには特別な言葉を書いて花の一つ一つに付けましょう。
そして花を手にしたゲストにも見ていただきます。
私がおすすめする特別な言葉とはダーズンローズセレモニーに使用する12の言葉です。
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ダーズンローズセレモニーは12本と本数が決まっています。花の一つ一つに12の意味を持たせて花束を作るのです。
ブーケブートニとはよく似ていますが、ダーズンローズセレモニーは本数が決まっているのが特徴です。
ですので、ここで提案する12の言葉のブーケブートニアセレモニーの進行の仕方はダーズンローズセレモニーからヒントを得たアイデアになります。
12本の言葉をブーケブートニアセレモニーで特別な言葉としてセレモニーに取り入れてみましょう。
12本のバラの意味はこちらになります。
もちろん、二人が考えた言葉でもいいですし、12の言葉でなくても大丈夫!自由度が高い演出ですから、細かい決まりはありません!
このアイデアをヒントにして自分達らしい進行を考えてみてくださいね。
④司会者にブーケブートニアセレモニーの由来を説明してもらう
ブーケブートニアセレモニーは、始まる前や進行中に司会者にナレーションを入れてもらうとぐっと雰囲気が良くなります。
ブーケブートニアセレモニーは、結婚準備をしている人なら多くがその由来を知っていますが
年配の人や学生はほとんどと言っていいほどブーケブートニアセレモニーの意味や由来を知りません。
セレモニーが始まる前に、司会者にはこのような流れでナレーションを入れてもらいましょう。
- ゲストが手にしている花は演出に使うこと
- これから行う演出はブーケブートニアセレモニーであること
- ブーケブートニアセレモニーの由来
- ブーケブートニアセレモニーの流れ
- 新郎に花束を渡すことをゲストにお願いする
というように
順序だててナレーションを入れることにより
「自分達も特別なセレモニーに参加できるんだ!」
と、これから始まるブーケブートニアセレモニーに対してワクワクする思いをゲストに抱いてもらうことができます。
司会者によって文言は違ってくるので、ナレーションを入れて欲しいことだけをしっかり伝えればあとの言い回しは司会者におまかせで大丈夫です!
司会者はプロですから、文言は自分で考えてくれますからねw
⑤ブーケブートニアセレモニーでゲストをクローズアップしてみる
これまでの説明はブーケブートニアセレモニーの進行は、ゲストが持つ花を新郎が集めていくという流れでしたが
まったく違うアイデアで、ゲストに新郎の所に花を運んできてもらうという進行にすることもできます!
特別な人を選んで、その人達にバージンロードを歩いてもらって前に居る新郎に花を渡しに来てもらいます。
花を持ってきてくれる人をサプライズ指名するのです。
どんな人を選ぶかというと…
- 二人のキューピッドになってくれた人
- ずっと仲良しの幼馴染
- 困った時にいつも相談にのってくれたお姉ちゃん
- 大好きだった優しい叔父さん
- 忙しい両親の代わりに面倒を見てくれたおばあちゃん
こんな人に花を持ってきてもらうのはいかがですか?
あくまでアイデアですので、どんな人でもいいんですよ。
司会者は、選ばれた人達と新郎新婦との思い出のエピソードを紹介しながらゲストに前まで来ていただくように促します。
ゲストにはブーケブートニアセレモニーで名前を呼ぶその瞬間まで何も説明しません。
その方が感動が大きくなるからです。いわゆるサプライズです!
ゲストにバージンロードを歩いてもらって前まで来てもらう進行は、一言でブーケブートニアセレモニーと言っても友達とかぶることがほとんどありません。
まさに、オリジナリティあふれるアイデアです!
一度検討してみてくださいね!(*^-^*)
⑥新郎が新婦にブーケを渡す時に言葉を添える
ブーケブートニアセレモニーでは、新郎新婦はあまり言葉を発しません。
新郎はだまってブーケを新婦に渡し、新婦は何も言わずにブートニアを新郎の胸に挿すという流れ。
挙式というのは演出や余興ではないというイメージを持っている人がまだまだ多いからです。
すべて司会者が説明をして進行することが一般的になっています。
え、そんなことないって?
まあ、地域性にもよるかもしれませんが(笑)
私的には、やはりブーケを渡すシーンではプロポーズのような言葉を一言を添えるのがおすすめ。
何かをプレゼントするのも効果的です。実際にあったのは、新郎から新婦へ婚約指輪を渡したこと。
きちんとしたプロポーズもしておらず、婚約指輪をこの機会に渡したいという新郎。その思いが実現した進行になりました。
新婦にとっては最高のサプライズ演出!
ブーケブートニアセレモニーが始まるまで新婦には内緒で何か考えてみるのもいいでしょう。
「お、なかなかいいアイデア!」と思った人いたら即取り入れててくださいw
⑦新婦が新郎にブートニアを挿す時にプレゼントも渡す
新婦が新郎からブーケを受け取ったらプレゼントや手紙を渡すのがおすすめです。
ブーケブートニアセレモニーは新郎が大活躍をする演出で、新婦はされるがままですw
ですが、せっかく二人の結婚式です!新婦も活躍しましょうw
ブートニアを挿す時に手紙を読んだり、ブーケのお返しとして何かプレゼントを渡したりするととても暖かい印象になるでしょう。
もちろん新郎へのサプライズです!
このアイデア、この進行はありそうでなかなか無いですよ!(*^-^*)
⑧ブーケブートニアセレモニーを新婦のサプライズにしてみる
すこ~し大がかりで、バレないようにしないといけないですが…
ブーケブートニアセレモニーそのものを新婦へのサプライズにするというもの。
新婦が率先して、ブーケブートニアセレモニーをやると決めていたら新婦へのサプライズにはならないですからねw
ブーケブートニアセレモニーを知らない新婦なら、サプライズプレゼントとして演出そのものをプレゼントとしてもいいでしょう。
その場合は、プランナーにサプライズの計画を打ち明けて、新婦にはブーケブートニアセレモニーの提案をしないように予めお願いしておきましょうね!(*^-^*)
ただし、できるかできないかは式場によりますので(大がかりなので)できないと言われてもごねたりしないように(笑)
こんなロマンティックなセレモニーを丸ごとサプライズでできたら、新婦にとって最高の思い出になるはずです!
このアイデアをやってのけたプランナーがここにいますw
⑨かわいいゲストを主役にしてみる
これは、花を届ける大役を甥っ子や姪っ子にお願いするというもの。
小さいお子さんが沢山いない場合は、一人で数本の花を持ってきてもらうことになります。
幼稚園に通っているぐらいのかわいいゲストがいれば挙式会場が一瞬でほっこりしますよ!
リングボーイやフラワーガール、トレーンベアラーなど、子供が参加できる挙式中の演出はいくつかありますが
かわいい子供たちがブーケブートニアセレモニーの主役?になる演出は完全オリジナル!
なんといってもかわいいゲストはその場を和ませてくれるからおすすめです!
⑩ブーケブートニアセレモニーの花を造花にする
ここまでの説明では
生花を使用する前提でしたが造花でも可能です!
ブライダルは生花だ!と言い切る人もいますが、ブーケブートニアセレモニーには不向きな生花もあります。
だったら造花を使って思い通りのブーケを作ってもらう方がいいですよね!(≧▽≦)
ブーケブートニアセレモニーの花を造花にするメリットは以下の通りです。
- イメージ通りのブーケをつくることができる。
- 予め大きさも調整できる。
- 安く購入できるので節約につながる
- 思い出としてそのままの形で残せる
対して、造花にするデメリットはこんな感じ
ゲストが手にするのでケチったと思われやすい
ゲストにケチったと思われないようにする方法があります。
司会者にうまいこと(笑)ナレーションを入れてもらうことです。
『思い出としてずっと残したい気持ちがあってあえて生花にしなかった』という説明をいれてもらいましょう。
造花にしたのは節約する為ではなく、思い出として残すためということをゲストにわかってもらうことができれば、ケチったと思われないですよね!(*^-^*)
ブーケブートニアセレモニーの進行が友達とかぶらなくなる10のアイデア:まとめ
ブーケブートニアセレモニーについて、以下のように10の提案をしてきました。
以下がまとめです。
- ドレスにあわせたブーケができるように花を選んでみる
- 新婦の年の数に合わせるなどブーケを形作る花の本数にこだわる
- ダーズンローズセレモニーにちなんで、12の言葉を花に添える
- 司会者にブーケブートニアセレモニーの由来を説明してもらう
- 大切な人に花を運んできてもらう
- 新婦にブーケを渡す時に言葉を添える
- 新婦が新郎にブートニアを挿す時にプレゼントを渡す
- ブーケブートニアセレモニーを新婦のサプライズにしてみる
- 子供たちに花を運んできてもらう
- ブーケブートニアセレモニーの花を造花にして節約する
さて、このアイデアの中であなたはどれを気に入っていただいたでしょうか?
どれもこれも全部するのは難しいし欲張りすぎるとまとまりがなくなります。
たとえば…
ゲストや子供たちに花を運んでもらうなら、好きな花ではなく、持ちやすい花や一輪咲きなど花として見た目がはっきりしているものを選ぶなど…
参加する人のことも考えた選択をしてくださいね!
挙式の中でも演出は、披露宴の演出より思い出に残ると言います。
あなたの中に思い出を残すだけでなく、ゲストの心の中にも思い出が残りますように…
ここまで読んでくれてありがとう💗
ではまたっ